子どもたちは今・ふくしまの現場
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から4年目となった福島県内では、子どもたちがさまざまな理由で「日常」を取り戻せずにいた。心身とも健康な生活を取り戻すには、どうすればいいか。福島民友新聞社はデータ分析記事と連載企画で子どもたちの2014~15年の姿を追い、課題解決への方策を探った。
- 心のケア訴える声 依然高いストレス傾向、小さな変化対応
- 【 避難生活と順応(7) 】 今の生活は「非日常」
- 【 避難生活と順応(6) 】 仮住まい、次はどこへ
- 【 避難生活と順応(5) 】 「もっと勉強したい」
- 【 避難生活と順応(4) 】 進学先"揺れる母心"
- 【 避難生活と順応(3) 】 「ライン」に頼る交流
- 【 避難生活と順応(2) 】 運動したい意欲そぐ
- 【 避難生活と順応(1) 】 厳しい現状にも慣れ
- 学校再開、人数戻らず 長距離通学、教育環境などに課題
- 【 外遊びと発達(5) 】 探求心育む自然体験
- 【 外遊びと発達(4) 】 屋内での運動に限界
- 【 外遊びと発達(3) 】 放射線の「見える化」
- 【 外遊びと発達(2) 】 自然体験を取り戻す
- 【 外遊びと発達(1) 】 「体の使い方伝えたい」
【 ストレスと向き合う(1) 】 自分守れる子を育む
「私、皆勤賞目指してたんだから」。白河市大信に住む愛由子(あゆこ)(11)は毎朝、電車とスクールバ・・・[続きを読む]