最高賞に3銘柄 会津若松で県秋季鑑評会、県酒造組合

 
純米酒の部で香りや味を確かめる審査員

 県酒造組合の県秋季鑑評会は12日、会津若松市で開かれ、最高賞の知事賞に吟醸酒の部は奥の松(東日本酒造協業組合、二本松市)、純米酒の部は廣戸川(松崎酒造、天栄村)、煌(きらめき)酵母の部は國権(国権酒造、南会津町)が選ばれた。

 鑑評会は毎年、春と秋の2回開かれている。今回は吟醸酒の部に89点、純米酒の部に62点、煌酵母の部に11点が出品された。井原信二仙台国税局鑑定官室主任鑑定官、日本酒研究家の松崎晴雄さん、鈴木賢二県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター副所長ら14人が審査員を務め、香りや味などを確かめた。

 知事賞の表彰式は12月11日に福島市のウェディングエルティで開かれる「金賞酒の夕べ」の席上、行われる。

金賞受賞酒次の通り。

◇吟醸酒=一生青春(曙酒造、会津坂下町)金水晶(金水晶酒造店、福島市)会津吉の川(吉の川酒造店、喜多方市)雪小町(渡辺酒造本店、郡山市)東豊国(豊国酒造、古殿町)榮四郎(榮川酒造、磐梯町)稲川(稲川酒造店、猪苗代町)会津中将(鶴乃江酒造、会津若松市)弥右衛門(大和川酒造店、喜多方市)學十郎(豊國酒造、会津坂下町)陣屋(有賀醸造、白河市)人気一(人気酒造、二本松市)萬代芳(白井酒造店、会津美里町)國権(国権酒造、南会津町)自然郷(大木代吉本店、矢吹町)三春駒(佐藤酒造、三春町)玄宰(末廣酒造博士蔵、会津美里町)名倉山(名倉山酒造、会津若松市)明和蔵(笹の川酒造、郡山市)花春(花春酒造、会津若松市)廣戸川(松崎酒造、天栄村)

◇純米酒=山桜(笹の川酒造、郡山市)善き哉(名倉山酒造、会津若松市)玄宰(末廣酒造博士蔵、会津美里町)三春駒(佐藤酒造、三春町)夫婦さくら(豊國酒造、会津坂下町)嘉永蔵(末廣酒造嘉永蔵、会津若松市)金水晶(金水晶酒造店、福島市)奥の松(東日本酒造協業組合、二本松市)会津中将(鶴乃江酒造、会津若松市)開當男山(渡部謙一、南会津町)超(豊国酒造、古殿町)國権(国権酒造、南会津町)花春(花春酒造、会津若松市)会津(会津酒造、南会津町)きたのはな(喜多の華酒造場、喜多方市)

◇煌酵母=真実(豊國酒造、会津坂下町)天明(曙酒造、同)