郡山・開成山公園に「大屋根」新設 報道陣公開、駐車場は増設

 
新設された約400平方メートルの「大屋根」。雨天や日差しを避け、イベントに利用できる

 郡山市は29日、パークPFI(公募設置管理制度)を活用して整備した開成山公園を報道陣に公開した。公園西側のフロンティア広場(旧自由広場)には芝を敷き、約400平方メートルの「大屋根」も新設。イベントなどで利用するとともに、雨天や猛暑にも対応する。

 駐車場は従来の73台から137台に増設。大型バス4台も駐車可能となった。野外音楽堂はステージへのスロープを新設したほか、騒音対策として音響設備を改修。災害時の一時避難場所としての活用も想定、かまどとして使用することができるベンチやマンホールトイレなどを設けた。

 3店舗4月1日開業

 整備された建物3棟のうち、東側の建物に入るカフェ、美容室、ガーデニング雑貨店が4月1日に先行オープンする。オープニングイベントとして同6、7の両日、マルシェや音楽祭などを開催する予定。市公園緑地課の菊池秀昭課長は「民間の力を生かした魅力ある公園にしていきたい」と話した。