「一定の役割果たした」2期8年、清水いわき市長退任
27日に任期満了を迎えたいわき市の清水敏男市長(58)は同日、市役所で退任式などに臨んだ。市長を務めた2期8年を「東日本大震災から10年を迎える中で、一定の役割を果たして次にバトンを渡すことができた」と振り返った。
清水市長は市の幹部を前にしたあいさつで、震災の爪痕が深い中で就任し、東日本台風、新型コロナウイルス感染拡大など続発する問題に対応してきたことに触れ「市民福祉の向上へ一緒に仕事ができたことは財産。充電期間に入るが、また一緒に仕事ができるよう頑張っていきたい」と呼び掛けた。市役所庁舎正面玄関には大勢の市民や職員が見送りに訪れ、次々と花束などを贈った。
新市長の内田広之氏(49)は28日に初登庁する。