グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実が2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』（3日公開）の特別前夜祭に登場した。初主演作となった同作の公開が、あす3日にせまった心境を語った。

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　舞台あいさつには桜田ひより、井之脇海、柳俊太郎、風間太樹監督も参加。川西らがステージにそろうと、客席のファンからサプライズで「公開おめでとう！」と祝福の声が。川西はうれしそうに「本当にありがとうございます！」とにっこり。

　最初のあいさつでは川西が「約1年前に撮影していた同作が、もうあした公開ということで、胸が躍るような気持ちです。たくさんの方に観ていただきたいなと思っています。きょうは一足先に観ていただいてうれしいです。楽しんでください！」と呼びかけた。客席からのあたたかい拍手には「うれしいですね。本当に一生懸命撮った作品なので、多くの方に届いてほしい」と語った。

　JO1のメンバーには「もちろん観ていただけると思います。観ていただかないといけないと思っています（笑）」と強くアピールし「自分にとって本当に大切な作品になって、自分も成長できた作品なので、なんでもいいので響く言葉を持って帰っていただけたらと思います」と思いを語った。

　最後に原作者から川西へメッセージが寄せられると「本当にうれしいです」と笑顔を見せ「自分とも重なるものがあって、僕の中で大切な存在になったなと思いますし、これから活動していくうえでも（清澄が）心の中で生き続けるんだろうなと思います」と大切な作品になったことを伝えた。

　同作は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館）で連載されたむつき潤氏の同名漫画が原作。PCで奏でる音楽だけを趣味とし、シンプルな生活を送る孤独な青年・清澄（川西）の部屋に、窓ガラスを割って入ってきた少女・潮（桜田）。この2人の出会いから広がって行く清澄の音楽は、潮の幼なじみでレコード会社に勤める航太郎（井之脇海）、そして航太郎が担当するマザーズデイのベーシストである陸（柳俊太郎※柳＝木へんに夘）を巻き込んで、さらに大きくなり、［AZUR］というバンドを誕生させることになる。