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動物本来の生態に沿った環境を整える動物福祉を目的とした新ライオン舎の落成式を、4月6日に開催

(新店舗・新施設) 有限会社宇都宮動物園
 
3月リリース画像_ライオン

3月28日
宇都宮動物園

動物本来の生態に沿った環境を整える動物福祉を目的とした新ライオン舎の落成式を4月6日に開催
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 宇都宮動物園(所在地:栃木県宇都宮市 代表 荒井賢治)は、かねてより課題として取り組んでおります動物たちの獣舎(住環境)の見直し・改善の一環として新しいライオン舎を建設中でしたが、この度落成の運びとなり、2024年4月6日(土)11:30より落成式を行います。

 日本国内における動物園にとって、動物福祉を考慮した動物たちが暮らす自然環境に近い、動物たち本来の生態に沿った環境で飼育することが課題となっています。過去の動物園は庶民の娯楽施設であり”見せる展示”となっていましたが、少しずつ意識もかわり、動物たちの本来の姿がみられるような住環境、そしてそこで活き活きと暮らしている動物たちの姿から人が学んでいく場所に変わりつつあります。

 そこで、当園は今回ライオンにスポットをあて、ライオン本来の生態に沿った環境を整えることを目的とした住環境の改善に取り組むこととし、ライオンの獣舎を新設いたしました。新しい獣舎は地面一面を土にし、ライオンが走り回れるスペースに、爪とぎなどで必要とする大木の設置を行っております。また来園者にライオンの活き活きとした姿を間近にご覧いただけるよう、観覧場所の正面はガラス張りにしております。

 ライオンは本来”群れ”を作って暮らす動物です。繁殖も考慮した上で住環境を整え、動物園の役割のひとつ「希少動物の保護・繁殖」というミッションを通して、群れをつくるライオンの様子から、生態だけでなく、野生での生息数がここ25年間で半減しているほど年々減少しているという、ライオンを取り巻く環境問題にも目を向けてもらうきっかけになれたらと考えております。今回はそのための大きな一歩になると願っております。

 宇都宮動物園のような民営施設は、スペースの問題に加えて資金的な問題も伴います。だからといって「何もしない」ではなく、できることがあると信じております。今回のライオン舎施設に関しては、当園だけでは補えないところを、多くの来園者の方々のご厚意による募金が非常に力となりました。心より御礼申し上げます。今後も民営の施設なりにできる工夫や努力をし、動物たちの住環境改善にこれからも精進してまいります。

 
~ イベント詳細 ~
■名称: 新ライオン舎 落成式
■会場: 宇都宮動物園内 新ライオン舎前
■日時: 2024年4月6日(土) 11:30~
■内容: 新ライオン舎の内部全体のお披露目とご挨拶、ライオンへの肉ケーキのプレゼント