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オルツ、GPU計算リソースをあらゆる人に解放する新サービス「EMETH GPU POOL」を発表

(新サービス) 株式会社オルツ
 
オルツ、GPU計算リソースをあらゆる人に解放する新サービス「EMETH GPU POOL」を発表

〜新たな時代のインフラを担う、Web2からWeb3への移行を支えるプラットフォーム~

2024年3月28日
株式会社オルツ

 P.A.I.®️(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴、以下、オルツ)は、EMETH FOUNDATION PTE. LTD.(本社:SINGAPORE、以下、EMETH協会)とともに、AIサービスや基礎技術の提供と、それらを支える基盤として欠かせないGPU計算リソースを提供する「EMETH GPU POOL」を発表いたします。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403288681-O1-n98GvHZ5
https://gpupool.ai/
開発中につき、実際の仕様とは異なる場合があります。

~ EMETH GPU POOL ~
 「EMETH GPU POOL」は、日本初の個人のGPUリソースをホスティングするサービスであり、GPUリソースの時間貸しも可能です。一元化したプラットフォーム上で、借りる側と貸す側がさまざまな機能を活用可能になります。

 ユーザーは、登録後すぐに利用開始でき、インスタンスを立ててVMを時間単位で借りることが可能です。従来のWeb2サービスと同様に、利用しやすいプラットフォームを提供し、企業の利用に耐えうるクオリティを支援します。

 
~ 開発経緯と開発理念 ~
 GPU計算リソースは、AIモデル開発はもちろん、VRやAR、仮想空間などを開発するために活用され、AI時代のインフラを担う重要なリソースですが、需要の高まりを受けて不足が懸念されています。AIの利用シーンが激増する中、オルツは、インフラへの投資や費用を極力抑えて研究・開発を行う方法を模索してきました。大手インフラプロバイダーが、増加する需要に応じてサービス提供価格を上げる一方、未使用のGPUマシンが多数存在するという事実に気付き、これらのリソースを活用し、可能な限り多く実用化するためにはどうすればよいかを検討しました。

 単体では非力なリソースでも、数を組み合わせれば十分な計算能力が得られ、多くの需要に応えることが可能になります。
 当社が分散演算基盤「EMETH(エメス)」プロジェクトで目指している完全な分散コンピューターを作るためには、これらのリソースを集めて活用することが必要不可欠です。そこで、Web2側に大きな集合体(POOL)を作り、GPUの集合体を作ることにしました。

 2018年にスタートした「EMETH」プロジェクトは、Web3の技術を用いた本格的な分散コンピューターの開発を目指しています。真の分散コンピューターを実現するためには、開発者の教育と同時に需要の増加が必要であり、2023年末からのDePINブームにより、ようやくその軌道に乗る活路を見出すことができました。
 オルツは、Web2からWeb3への移行を支えるプラットフォームが必要だと感じています。この需要は、Web2の世界からWeb3の時代へと移行していく中でより増加するとともに、今までは存在しなかった新たな需要も次々と生まれていきます。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403288681-O2-Jpg3M165

【EMETH(エメス)プロジェクトについて】 https://emeth.ai/

 EMETHは、分散コンピューティングの一つであり、コンピューターの演算力を必要としている個人や企業と、個人のゲーミングPCやデータセンターのサーバーなどをマッチングすることで、利用されていなかった空きリソースに価値を提供し、新たな経済循環を創出するプロジェクトです。
 活用例の一つとして、AIを動かす為に必要不可欠な演算力を提供する手段として注目されています。大規模な演算が必要なJOBを分割し、EMETH platformに接続してくれているノードと呼ばれる、PCやサーバーの複合体に依頼することで、演算結果を得ることができます。

 この演算結果を得るための費用は、EMETHの報酬分配の自動契約に基づいて公平に分配され、需要と供給のバランスに基づいて算出されます。そのため、既存のクラウドサーバーを使用した時にかかる費用よりもコストを削減して提供できると予測されます。
 クライアント側にとっては、演算力を安価で確保でき、ノード側(計算力提供者)にとっては、空きリソースや古いGPUマシンでも一定以上の計算力があれば、ノードに参加して報酬を受け取ることができます。

 EMETH協会は、EMETHへの演算力提供者の方々に向け、環境の提供開始、ならびに参加ノードの募集とサポートをしております。記念NFT配布や、イベント、キャンペーン告知など、SNSなどにてご案内いたしますので、以下のX(Twitter)、Discord(ディスコード)のフォローをお願いいたします。

X(​Twitter​)
twitter.com/Emeth_JP
twitter.com/Emeth_en

Discord
https://discord.gg/wRAS5PhWUb

 
■ 導入支援サポート
 以下リンクのお問い合わせフォームかメールにてお問い合わせください
 https://gpupool.ai/contact-us
 support.emeth-gpu-pool@alt.ai

■ 推奨マシンスペック
 CPU:Intel Core i5-10400 4.3 GHz 相当以上
 GPU:NVIDIA GeForce RTX 3090 (24GB RAM) 相当以上
 メモリ:上記 GPU が積んでいる RAM の 2倍以上
 ディスク:256GB 以上、余裕を持って 1〜2TB 推奨
 電源:上記の構成を賄える容量のもの
 ※現状 AMD Radeonは非対応

■ 最低マシンスペック(推奨)
 CPU:Intel Core i3-10100 3.6 GHz 相当以上
 GPU:NVIDIA GeForce RTX 1080 (8GB RAM) 相当以上
 メモリ:上記 GPU が積んでいる RAM の 2倍以上
 ディスク:256GB 以上
 電源:上記の構成を賄える容量のもの
 ※現状 AMD Radeonは非対応

■ EMETHに関するお問い合わせ先
 emeth@alt.ai
 support.emeth-gpu-pool@alt.ai

 
■EMETH協会について
EMETHは、2018年に分散コンピューティングの新たな形として、演算力のみのリソース提供を提言し、真に公正なコンピューティングリソースを提供していくために開始されました。本格的な開発が進み、EMETHのリリースと初期のコミュニティのハンドリングを担う有識者の団体として2023年にEMETH協会を設立。今後運用されていく分散型コミュニティを牽引していくコンソーシアム型の組織として運用されていきます。
2024年にはシンガポール法人 EMETH FOUNDATION PTE. LTD.の設立が完了し、グローバル展開と協会への参加を促します。

 
■株式会社オルツについて
2014年11月に設立されたオルツは、P.A.I.®️(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。2023年9月までの累計調達額は80億円超に達しています。
https://alt.ai/

 
<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社オルツ 広報 西澤
e-mail:press@alt.ai

<アライアンスに関するお問い合わせ先>
株式会社オルツでは、IT・金融・建設・物流・メディア・製造・小売・サービス業など、
ジャンルを問わずAIソリューションの提供および支援を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

EMETH協会
株式会社オルツ EMETH事業部 菊地
e-mail:support.emeth-gpu-pool@alt.ai