田村市滝根町のあぶくま洞で２３日、最新のデジタル技術を駆使したイベント「音と光が織りなす幻想世界」が始まる。２２日は報道関係者に洞内が公開され、鍾乳石の息吹を感じるひと味違ったイベントの魅力が伝えられた。

　今回は初の試みで、ソニフィケーションと呼ばれる技術を導入して鍾乳石から採取した電気信号を音に変換し、洞内のＢＧＭとして使用。さらに、最新鋭の照明システムで各エリアを投影し、立体映像を映し出す３Ｄホログラムも加わり幻想的な空間を演出している。イベントは３月２４日まで。料金は通常の入洞料のみ。時間は午前８時半～午後４時半（３月７日からは同５時まで）。