福呼ぶ竜や鶴、縁起良い題43点 大山忠作美術館で常設展開幕

 
大山忠作美術館で9月23日まで開かれている常設29期展

 二本松市の大山忠作美術館の常設29期展は2月29日、同館で開幕した。「忠作の龍とはれの繪(え)」をテーマに、同市出身で文化勲章受章者の日本画家大山忠作氏の画業を紹介している。9月23日まで。

 日展出品作の「日章龍鳳図」(2003年)や「瑞翔」(06年)など、辰(たつ)年にちなんだ竜や鶴、松竹梅などの縁起の良い題材を描いた43点を展示している。

 会期中、辰年生まれの入館者には絵はがきをプレゼントする。開館時間は午前9時半~午後5時(最終入館は同4時半)。月曜日休館。入館料は一般410円、高校生以下210円。問い合わせは同館(電話0243・24・1217)へ。