稚アユの成長願い放流 久慈川、矢祭小児童50人が参加

 
アユの稚魚を放流する児童ら=矢祭町・久慈川

 矢祭町と久慈川第1漁協は26日、東北で最も早くアユ釣りが解禁される同町の久慈川で、稚アユの放流を始めた。

 初日は矢祭山みどりの少年団に所属する矢祭小3年生50人が参加した。子どもたちは、佐川正一郎町長や古市孝行組合長らと一緒に約3万5千匹の稚アユを川に放ち、成長を願った。

 久慈川で今年のアユ釣りが解禁されるのは6月2日午前5時。同漁協は解禁日までに、1300キロ(13万匹相当)以上の稚アユを放流する予定。