学法石川、3発完勝 Fリーグ、帝京安積セカンド下す

 
【帝京安積セカンド―学法石川】前半17分、先制点を決めて喜ぶ学法石川の高橋(中央)=十六沼公園サッカー場

 県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯JFA U―18サッカーリーグ2024福島」(通称Fリーグ)は6日、福島市の十六沼公園サッカー場などでF1(1部)とF2(2部)の計13試合が行われた。F1は学法石川が帝京安積セカンドに3―0で快勝した。

 県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。

 高橋、得意のヘッドで先制

 学法石川は終始、主導権を握り続けて勝利。先制点を決めたDF高橋柊翔(しゅうと)(3年)は「稲田(正信)監督から先制点が大事と言われていた。いいボールにうまく合わせられた」と振り返った。

 前半17分、DF福島騎士(ないと)(同)のCKに合わせた。相手選手をかわしてファーサイドでかまえ、立ったままヘディングで押し込んだ。今季リーグでの得点は3点目。全て得意のヘディングで決めている。

 高橋はセンターバックとして無失点にも貢献したが、危うく失点しかけた場面もあり「まだ甘いところが多い」と反省を忘れなかった。チームの当面の目標は、本県の出場枠が2校になるインターハイに県優勝校として出場すること。高橋は「もうすぐ予選が始まる。インターハイに向けて切り替えたい」と気を引き締めた。

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