鏡石町長選、新人・吉田氏が出馬意思 「住民の命と暮らし守りたい」

 

 来年6月の任期満了に伴う鏡石町長選で、新人で元町議の医師吉田孝司氏(43)は立候補する意思を固めた。吉田氏は5日、福島民友新聞社の取材に「新型コロナウイルス感染症から住民の命と暮らしを守りたい。東日本台風で被害を受けた成田地区の生活の存続を訴えたい」と述べ、年明けにも正式に立候補を表明する考えを示した。

 吉田氏は同町出身。福島医大医学部卒。よしだ総合診療・在宅ケアクリニック院長などを務めている。2015(平成27)年の町議選で初当選。18年の町長選と19年の県議選に立候補したがいずれも落選した。

 町長選を巡っては、現職遠藤栄作氏(70)=3期目=は立候補への態度を明らかにしていない。