音楽家のリモートワーク(上) 曲制作は元々自宅で

 
出先ではこのようなモバイル制作も

 ハロー☆ ステイホームと叫ばれて久しい。ライブなどの活動は軒並み中止の影響が出ているが、音楽人たちは一体どのようなリモートワークをしているだろう? 今回はそこにスポットを当ててみよう!

 まずは作曲やアレンジのケース。僕のような仕事スタイルの場合、クライアントやアーティストと楽曲の方向性がまとまり次第、基本的に自宅制作がベースとなる。そう、そもそもが自宅作業なので、実は今回大幅なスタイル変更はない。

 制作フェーズは大体こうだ。曲の1番までのカタチを大まかに制作したら、先方にメールで送付し確認してもらう。ここで1度電話などで意思疎通を確認し合い、さらに作業を進める。これの繰り返しだが、おおむね4回ほどのラリーで完成に持っていく流れかな。

 僕らからすると、出勤するオフィスを持たないので、作業スタイルに大きな変化はなかったといえるだろう!