音楽家のリモートワーク(下) 各パートの動き確認

 
自宅のワークスペースはこんな感じ

 ハロー☆ 今回はリモートレコーディングの具体的な内容編だ。

 まずギターを録音するに当たって、曲のデータをもらう。そもそも音楽制作はさまざまな楽器別のパートに分かれている。ドラムの各パーツ、ベース、ピアノ、ボーカル、ハモリなどなど、何十パートにも及ぶのだが、それらの多すぎるパートを近しいキャラクターにまとめてもらう。これによってコード譜面だけでは分からない、いろいろなパートの詳細を把握できるのだ。

 これは非常に大切で、各パートがどのようなアプローチをしているかによって、ギターもそれに寄り添うのか? または逆のパターン? お互いが邪魔をしてないか? もしくはあえて弾かない、などを判断できるのだ。

 これはスタジオでなら編曲者に確認できることだが、それをデータで確認するんだ。音楽は各パートの集合体なので欠かせない確認といえよう。

 そんなポイントを大事にしながら、最後にクライアントに確認してもらっておしまい☆