東横綱は三春滝桜、福島県内「一本桜」24年番付、樹齢100年以上

 

 福島県内の写真愛好家らでつくる「桜を愛するアマチュアカメラマンの会」は、2024年版の県内「一本桜」番付表を作成した。横綱は三春町の「滝桜」、郡山市の「紅枝垂(べにしだれ)地蔵桜」、古殿町の「越代の桜」で変更はなかった。

 一本桜の大木が多くある本県の魅力を広く発信しようと毎年番付表を作っており、今年で24回目。選定委員会を昨年11月に開き、現存している一本桜の中から樹齢100年以上であることや写真写り、地元でいかに愛されているかなどを基準に選んだ。

 今年の番付では、大関の中で上がり下がりがあったほか、南相馬市の「飯崎のしだれ桜」が再入幕した。

 同会の戸井田楽桜(らくおう)代表は「今年の桜の開花は例年通りの見込み。マナーを守って楽しんでほしい」と話している。