「雪中百姫」まろやか風味に!雪室に100日間 大内宿・三澤屋

雪室に100日間寝かせ発売される雪中百姫
下郷町の大内宿でねぎそばなどを提供する三澤屋は14日、100日間雪室に寝かせる日本酒のオリジナルラベル「雪中百姫(せっちゅうももひめ)」の床入れ式を同町で行った。
雪中百姫は、三澤屋の深井戸からくみ上げた地下水を使用し、醸造元の花春酒造(会津若松市)で純米大吟醸として仕上げた。毎年寝かしてきた日本酒は今年で12年目を迎えた。最初に寝かした酒は「長女」と名付けられ、今年で「十二女」が誕生する。「十女」までは純米酒を使用している。
床入れ式では、ブルーシートで覆った日本酒ケースに重機などを使って雪をかぶせた。神事も行われ、三澤屋の只浦豊次社長と花春酒造の新井田傳社長らが玉串をささげた。
新酒の香りとまろやかな風味が特徴の雪中百姫。「十二女」は4月下旬に発売予定。720ミリリットルで税込み3500円。問い合わせは三澤屋(電話0241・68・2927)へ。
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