知事賞に吟醸酒・東豊国、純米酒・開當男山 福島県春季鑑評会

 
日本酒の味や香りを確かめる審査員

 県酒造組合は16日、会津若松市で、県産酒の出来栄えを審査する県春季鑑評会を開いた。最高賞の知事賞には、吟醸酒の部で東豊国(豊国酒造・古殿、古殿町)、純米酒の部で開當男山(渡部謙一、南会津町)、夢の香の部で南山(渡部謙一、南会津町)が選ばれた。

 鑑評会は毎年春と秋に開かれている。吟醸酒の部に90点、純米酒の部に66点、夢の香の部に20点が出品された。仙台国税局の武藤彰宣鑑定官室長、県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長ら13人が味や香りなどを審査した。知事賞表彰式の日程は調整中。