福島、荒井地区の酒米使用...純米吟醸「精一杯」 喉越し、香り良く

 
「精一杯」をPRする宍戸支部長(左)と星幹事

 福島市荒井で収穫された酒米「五百万石」を使った純米吟醸「精一杯」が完成し、福島小売酒販組合の加盟店で販売されている。

 販売開始から7年目となり、同組合福島支部の宍戸一照支部長と星克佳幹事は「毎年バージョンアップしている。喉越しもあって香りも良く、いい出来」とPRしている。

 東京・銀座のNPO法人銀座ミツバチプロジェクトが橋渡し役となり、本県の復興支援として始まった「福島×銀座×山口 酒造りプロジェクト」がきっかけ。山口県の酒造会社「永山酒造」が醸造。同市のあづまの里「荒井」づくり地域協議会、福島ふるさと体験交流会が携わっている。

 アルコール度数は15度。販売価格は「無濾過生原酒」が720ミリリットル1760円、1・8リットル3620円、「無濾過原酒 火入れ」が720ミリリットル1650円、1・8リットル3300円。いずれも税込み。問い合わせは同組合(電話024・533・1938)へ。