ウルトラマンのキャラクターをモチーフにしたメニューを開発する「ウルトラなメニューコンテスト」の受賞者が３日までに発表され、「Ｓａｉｎ　Ｌａｐｉｎ（サン・ラパン）」（須賀川市）が最高賞のベストメニュー賞に輝いた。

　すかがわ市Ｍ７８光の町姉妹都市提携事業の一環。須賀川市が「ウルトラマンの生みの親」の故円谷英二の出身地であることから、ウルトラマンに登場するヒーローや怪獣をモチーフにした食品を募り、「ウルトラマンの街」として同市を盛り上げようと企画した。

　コンテストには１８店舗が参加。昨年１０月１４日～同１１月２６日に一般から投票を受け付け、集計ポイントで競った。

　サン・ラパンの田中英樹代表はウルトラ怪獣「ピグモン」を題材にパフェやシェーク、マドレーヌを開発。ピグモンの体の色の赤色にはイチゴを使用した。投票期間中は全国のみならず、中国からの来店客もあったという。

　田中代表は「須賀川市がさらにウルトラマンの街として広がってほしい」と話した。

　ピアニー賞には、怪獣「ダダ」や「ピグモン」をモチーフにしたドーナツを開発した「わこうぼう」が選ばれた。