広野産ミカンでスイーツ ふたば未来中生とマルト、4種開発

 
広野産ミカンを使ったスイーツをPRする(前列左2人目から)山本あこさん、山本樹さん、室井さんら関係者

 広野町のふたば未来学園中3年の生徒3人が、スーパーを展開するマルト(いわき市)と共同で広野産ミカンを使ったスイーツ4種を開発した。27、30の両日、いわき市のマルト平尼子店のスイーツ売り場で限定販売する。

 開発したのは室井郁さん、山本あこさん、山本樹(たつる)さんで、マルトの安島大司生鮮本部取締役本部長らが支援した。町産ミカンの魅力発信が目的で、昨年に続き2度目。

 商品はヨーグルトムースの上にミカンのジュレがのる「地層ゼリー」、ミカンのジュレとレアチーズケーキの「ヒロチー」、ミカン入りロールケーキの「しっとりみかんロール」、ミカン入りチーズタルトの「広野みかんのつぶつぶタルト」。価格は全て431円。

 関係者が13日、町役場を訪れ、商品の完成を報告した。生徒らはスイーツの味や食感などを説明した。遠藤智町長は「立派な商品が出来上がり、喜びを分かち合いたい」、安島本部長は「地域のアイデンティティーが次代につながるように応援していく」と語った。

240320gourmet7011.jpg開発した4種類のスイーツ