福島を味わおう!県産食材弁当を発売 県観光物産館

 
弁当をPRする桜田館長

 福島市の県観光物産館で、NPO法人日本料理アカデミー(京都市)と県内のホテルや飲食店が協力して開発した県産食材弁当の販売が始まった。

 弁当はホテル華の湯(郡山市)、割烹(かっぽう)田季野(会津若松市)、福豆屋(郡山市)が手がけた3種類。それぞれ常磐もののトラフグ「福とら」や「メープルサーモン」「福うなぎ」をはじめ、野菜やコメなど細部まで県産食材にこだわっている。復興庁の「福島を味わう 食文化の結びPROJECT」の一環で、アカデミーなどが手がけた県産食材の懐石料理を基に開発した。

 華の湯の「ふくしまを味わう県産食材45種結び弁当」(3850円)と田季野の「はま・なか・あいづの輪っぱ」(2160円)は予約制で6、7の両日に販売。福豆屋の「特上幕の内887」(1200円)は1日から店頭で取り扱っている。

 桜田武館長は「ほとんど全ての食材が県産で、魅力や思いの詰まった弁当。たくさんの人に食べてほしい」と呼びかけている。