いわき産の紅はるかで焼き芋焼酎 ほんのり甘み、飲みやすく

 
焼き芋焼酎「恋どろぼう」を手にする門馬社長

 農業法人ファゼンダ(いわき市)は、いわき市産のサツマイモ「紅はるか」の焼き芋を原材料に使用した焼酎を販売している。焼き芋を使った焼酎は東日本では珍しいという。

 サツマイモの生産、販売を手がけていた同社が、サツマイモで加工品を作ろうと剛烈酒造(茨城県常陸太田市)に製造を依頼した。顧客の印象に残るようにと、「恋どろぼう」という名前を付けて売り出した。同法人の門馬亮太社長(40)は「イモ臭さはなく、ほんのり甘みがある。飲みやすいと評判を得ている」と話す。

 500ミリリットル入りで2200円。330本作り、4月からいわき市のいわき・ら・ら・ミュウや福島市の県観光物産館で販売している。門馬社長は「いわき産のサツマイモにこだわりを持っている。今後も継続して販売していきたい」と意欲を語った。商品への問い合わせは同法人(電話080・9633・9672)へ。