「只見町長選」告示、町制施行初の3人立候補 8年ぶり選挙戦

 

 任期満了に伴う只見町長選は17日告示され、届け出順に新人で元町総合政策課長の渡部勇夫氏(64)、現職の菅家三雄氏(74)=1期、新人で元町議の目黒仁也氏(61)の3人が立候補した。投票は22日で即日開票される。

 選挙戦は2012(平成24)年以来8年ぶり。1959(昭和34)年に只見町制が施行されて以来、町長選に3人以上が立候補するのは初めて。JR只見線の全線再開通や国道289号「八十里越(新潟県三条市―只見町)」の開通を数年後に控え、JR只見駅前の開発や道の駅構想、臨時移転している役場庁舎の新設など町の未来像を町民に示せるかが焦点となる。

 期日前投票は18~21日。町役場は午前8時30分~午後8時。朝日、明和両地区の振興センターは午前8時30分~午後5時。22日の投票は午前7時~午後6時に町内22カ所で行われ、開票は午後7時30分から只見振興センター。

 16日現在の選挙人名簿登録者数は3676人(男性1774人、女性1902人)。