自民福島県連、現職・内堀氏支援へ 知事選、総務会で正式決定

 

 自民党県連は24日、県庁で選挙対策委員会を開き、10月13日告示、同30日投開票で行われる知事選で、現職の内堀雅雄氏(58)=2期=を支持・支援することを全会一致で決めた。

 県連は3月の定期大会で、内堀氏の3選出馬を想定し、継続支援の方針を盛り込んだ特別決議を採択していた。内堀氏が6月に立候補を表明したことを受け、支持・支援の方針を決めた。9月上旬に開く総務会で正式決定する。

 知事選と同日投開票で行われる県議補選郡山市、双葉郡両選挙区(ともに欠員1)を巡っては、総務会に向け今後の手続きを西山尚利幹事長に一任して進めることも確認した。

 選対委では、7月10日に投開票された参院選についても総括した。西山幹事長は福島選挙区で党公認候補が当選した勝因について、保守分裂を回避できたことや、医療関連を中心とした団体や59市町村を訪問しての組織固め、都市部での大規模集会開催による実績の浸透などを挙げた。一方、無党派層への浸透については課題が残ったとした。