中島村長選第一声 緑川氏...危機管理に力、加藤氏...各地域に光を

 
(右から届け出順) 「村民の声を村政に生かす」と訴える緑川候補 、 「丁寧な村政を執行する」と訴える加藤候補

 任期満了に伴い、30日に告示された中島村長選は、新人の村国際交流協会長緑川孝夫氏(72)と現職の加藤幸一氏(70)=3期=が立候補を届け出て選挙戦がスタートした。両候補は9月4日の投票に向け、それぞれの政策を訴えた。(届け出順)

 ◇緑川孝夫候補 村民の声しっかり

 緑川孝夫候補は選挙事務所前で第一声を放った。

 子どもたちの通学路の安全確保に対する自らの強い思いを語り「村道の改善や水害の防止など危機管理の徹底に力を注いでいきたい」との考えを示した。さらに「子どもを含め村民の声をしっかりと聞いて村政に生かしていく。行政区長との意見交換も重要だ。誰一人取り残されない村をつくりたい。結婚支援や学力向上にも取り組む」と強調した。

 小松公雄後援会長らがあいさつした。

 【選挙事務所】中島村滑津字元村227の1
 【選対本部長】水野谷清一


 ◇加藤幸一候補 丁寧な村政を執行

 加藤幸一候補は選挙事務所で第一声を上げ「さらに丁寧な村政を執行していきたい」と語った。

 「12年間、地域の隔たりなく一つの村として村政に取り組んだ。これからも各地域に光を当てていきたい」と力を込めた。これまで、健康づくり交流センター「輝らフィット」や学校給食センターを開所したことなどの実績をアピール。基幹産業の農業を中心に農工商バランスの取れた経済発展を目指すことを訴え「期待に応えられるよう頑張る」と誓った。

 【選挙事務所】中島村中島字二子前85の2
 【選対本部長】円谷忠信