浅川町長選一声、円谷氏...給食費を無償化、江田氏...人口減歯止め

 
(右から届け出順)支持を訴える円谷候補、決意を述べる江田候補

 任期満了に伴い、11日に告示された浅川町長選は、届け出順に、ともに無所属で新人の元町議会議長円谷忠吉候補(70)と、現職の江田文男候補(67)=1期=が立候補を届け出て選挙戦に入った。両候補はそれぞれ第一声を上げ、目指す町の将来像などを訴えた。(届け出順)

 ◇円谷忠吉候補 健康で子育てができる町に

 円谷候補は選挙事務所前で第一声を放ち「健康で子育てができる浅川町を目指す」と語った。
 小中学校やこども園の給食費を無償化し、その財源の一部にするため特別職の報酬を10%減額することや、企業誘致と既存企業の支援、独自の婚活事業実施などの公約を掲げ「必ず皆さんの期待に応える。浅川町のかじ取りを任せてほしい」と述べた。

 【選挙事務所】浅川町浅川字本町39の1
 【選対本部長】矢吹勝夫

 ◇江田文男候補 庁舎移転で商店街活性化へ

 江田候補は選挙事務所で第一声を上げ「全ては町民のために、先頭に立って頑張りたい」と述べた。
 浅川中を建て替えた上で中学校敷地内に浅川小を移転させ、小学校跡に町役場庁舎を移転することを公約として挙げた。「庁舎を移転することで駅前通りや商店街を活性化させ、人口減少に歯止めをかける」と強調した。上杉謙太郎衆院議員らが激励した。

 【選挙事務所】浅川町浅川字本町118
 【後援会長】角田政志