副村長・須釜氏が立候補表明「行政経験を生かす」 玉川村長選

 
須釜泰一氏

 任期満了に伴い4月18日告示、同23日投開票で行われる玉川村長選で、新人で副村長の須釜泰一氏(63)は9日、無所属で立候補することを表明した。

 須釜氏は同日付で副村長を辞職した。福島民友新聞社などの取材に「遊水地整備や複合型水辺施設などの大型事業を完結しなければならない。行政に長く関わった経験を生かす」と述べた。須釜氏は同村出身。福島大経済学部中退。元県職員で総務部政策監などを歴任。2020年に副村長に就いた。

 村長選を巡っては、いずれも新人で元村議の須藤安昭氏(67)と林芳子氏(68)が立候補を表明していて、選挙戦となる見通し。現職の石森春男氏(72)=4期=は今期限りで引退する。