猪苗代町長選と町議補選の当選者に対する当選証書付与式は１９日、町役場で行われた。

　渡部栄一選管委員長が、町長選で初当選を果たした二瓶盛一氏（６９）に当選証書を手渡した。任期は２６日から４年。

　また、１３日に告示された町議補選で無投票当選したいずれも新人の山内浩二氏（６８）、長友海夢（ひろむ）氏（２７）、松江克（まさる）氏（６８）にも当選証書が付与された。任期は１９日から来年２月２９日まで。

　渡部委員長は「町民が安心して暮らせる豊かで明るいまちづくりを期待している」と述べた。

　町長選投票率、過去最低６５％

　１８日に投開票が行われた猪苗代町長選の投票率は６５・００％で、４年前の前回の６６・４６％を１・４６ポイント下回り、過去最低となった。

　町選管は「前回よりもっと大幅に下がると予測していたので、下げ幅が１ポイント程度に抑えられて安心している。有権者に選挙への関心を持ってもらえるよう今後も啓発に努めたい」とした。

　期日前投票は３７１１人。当日有権者数は１万１１７６人、投票者は７２６４人。無効票１０８票だった。