福島県議選、19選挙区に75陣営 7カ所で立候補予定者説明会

 

 任期満了に伴い11月2日告示、同12日投開票で行われる県議選で、県選管は13日、県内7カ所で立候補予定者説明会を開いた。全19選挙区(定数58)で、これまで立候補を表明している72人(現職53人、元職2人、新人17人)の陣営に加え、いずれも立候補を検討する郡山市選挙区の2陣営、白河市・西白河郡選挙区の1陣営の計75陣営が出席した。

 19選挙区のうち10選挙区は実戦が確実な情勢だ。定数3の白河市・西白河郡には4陣営が出席した。

 選挙戦が見込まれる10選挙区のうち、いわき市は定数10に県内最多の14人が立候補を予定しており、混戦が予想される。

 郡山市は定数10に12人が立候補を表明し、2人が出馬を検討している。福島市は定数8に9人、会津若松市は定数4に5人、二本松市は定数2に3人、須賀川市・岩瀬郡は定数3に4人が立候補する見込みとなっている。

 大沼郡は2003年以来20年ぶり、河沼郡は11年以来12年ぶりに選挙戦となる見通しだ。いずれも1議席を巡って現職と新人の一騎打ちとなる公算が大きくなっている。

 現職が引退を表明している石川郡と南会津郡は、1議席を新人2人で争う構図となる見込み。

 19年の前回県議選は75人が立候補を届け出た。10選挙区で選挙戦となり、9選挙区は無投票だった。