福島県議選、71人立候補へ 告示まで1週間、9選挙区無投票か

 

 任期満了に伴う県議選(定数58)の告示まで、26日で1週間となった。福島民友新聞社のまとめでは、25日に現職の坂本竜太郎氏(43)=いわき市、2期=が出馬を取りやめたことで、立候補するのは現職52人、新人17人、元職2人の計71人となる見通しだ。一部に立候補を模索する動きは残るが、現時点では10選挙区で選挙戦、残る9選挙区で無投票が予想される。

 立候補者数は、過去最少だった前回2019年の75人を下回る可能性が高まっている。

 19選挙区のうち、選挙戦の見通しとなっているのは、福島市、二本松市、郡山市、須賀川市・岩瀬郡、石川郡、会津若松市、河沼郡、大沼郡、南会津郡、いわき市の各選挙区。坂本氏が立候補を辞退したいわき市には、13人が出馬予定で立候補者数は引き続き19選挙区で最も多くなる見通しだ。また、郡山市では立候補予定者説明会に出席した1陣営に出馬を探る動きがある。