2024年・福島県教職員人事異動

 県教委は3月25日、公立学校の教職員と教育庁職員の人事異動を発表した。件数は3958件で、前年度より491件減少した。

 【人事異動】
 ▽小学校一覧
 ▽中学校一覧
 ▽県立高校一覧
 ▽特別支援学校ほか一覧
 ▽県教育庁ほか一覧

 小中学校など市町村立学校が2772件(前年度比142件減)、高校や特別支援学校など県立学校が960件(同340件減)、教育庁が226件(同9件減)だった。

 女性管理職の割合は小学校17.0%(同2.8ポイント増)、中学校6.9%(同0.9ポイント増)、県立高校7.9%(同2.2ポイント増)といずれも増加したが、特別支援学校は30.5%(同0.5ポイント減)となった。全体の女性管理職の割合は13.4%だった。

 一方、60歳を迎えて管理職を退く「役職定年」のうち、特例で校長に再任用されるのは公立小中学校で37人いる。新年度の再任用校長は23人おり、計60人の校長が60歳以上となる。県教委は、60歳以上の校長に経験を生かして若手校長を育てる役割を担ってもらうほか、働き方改革などを進めて管理職のなり手を増やす方針だ。