レッドホープス、ホーム初勝利 幸田2安打2打点

 
【福島―埼玉】3回裏福島2死二塁、先制の中前適時打を放つ幸田=福島レッドホープス西会津球場

 福島レッドホープスは2日、ホームの福島レッドホープス西会津球場で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦、3―0でホーム初勝利を挙げ、3連勝とした。通算成績は4勝5敗で順位は7チーム中4位に浮上した。

 福島は三回に幸田の適時打で先制。幸田は五回にも適時二塁打を放ち、相手捕手の送球ミスの間に生還し、計2点を追加した。福島は3日も同会場で埼玉と対戦する。午後1時開始予定。

武蔵戦スコア

 「つなぐ意識」チームに勢い

 福島は今季本拠地6試合目にして待望のホーム初白星をつかんだ。3打数2安打、2打点の活躍で勝利をたぐり寄せた幸田風揮は「数少ない西会津開催のホーム戦で勝利できたことはチームとしても大きい」と胸を張った。

 三回に先制の適時打を放ち、チームに勢いをもたらした幸田。五回1死一塁の場面で再び打席に立つと「後ろの中軸につなぐ意識でチャンス拡大を狙った」。長打は意識していなかったというが、外角高めの直球を芯で捉え、右中間へ適時二塁打を放った。さらに相手の送球ミスを逃さず、ホームに生還した。

 開幕戦勝利後、5連敗を喫したが、この試合で連勝を3に伸ばした。幸田は同カードの次戦に向け「3連勝しているからと言って、気を抜ける相手ではない。挑戦者の気持ちで臨みたい」と表情を引き締めた。

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