3部門「知事賞」の3蔵元たたえる 福島県秋季鑑評会・受賞式

 
知事賞を受けた(左から)殿川理事、松崎社長、松崎専務、細井社長、佐藤さん

 県秋季鑑評会知事賞の受賞式が11日、福島市で行われ、吟醸酒、純米酒、煌(きらめき)酵母の3部門で最高賞の知事賞を受賞した3蔵元をたたえた。県酒造組合の主催。

 知事賞を受賞したのは、吟醸酒の部が奥の松(東日本酒造協業組合、二本松市)、純米酒の部が廣戸川(松崎酒造、天栄村)、煌酵母の部が國権(国権酒造、南会津町)。東日本酒造協業組合杜氏(とうじ)の殿川慶一理事、松崎酒造の松崎淳一社長、杜氏の松崎祐行専務、国権酒造の細井信浩社長、杜氏の佐藤吉宏さんが井出孝利副知事から賞状を受けた。受賞者を代表し、殿川さんが「初心を忘れることなく、精いっぱい努力していく」と謝辞を述べた。

 引き続き「金賞受賞蔵の酒を楽しむ夕べ」が開かれ、約380人が県内21蔵の自慢の酒を味わった。