福島県産酒...日本一の魅力を堪能 若松などで酒蔵めぐりツアー

 
新城社長(左)の説明を聞きながら、日本酒を試飲する参加者=末廣酒造嘉永蔵

 全国新酒鑑評会で史上初の金賞受賞銘柄数7年連続日本一に輝いた県産酒の魅力を堪能するツアー「とっておきの酒蔵めぐりの旅」が8日、会津若松市などで始まった。9日まで。

 県の主催。県産酒の魅力を広く発信しようと毎年実施しており、県内外から約15人が参加した。

 一行は猪苗代町の国指定重要文化財・天鏡閣や同市の末廣酒造嘉永蔵を訪れた。同蔵では、新城猪之吉末廣酒造社長の案内で蔵内を見学。酒造りの道具や工程、酒造好適米など、日本酒に関する幅広い知識を学びながら日本酒を試飲した。夕食では割烹・会津料理「田季野」を訪れ、日本酒と会津の郷土料理の相性を楽しんだ。

 ツアーには県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長・醸造・食品科長が同行しており、日本酒についての参加者の疑問に答えた。

 最終日の9日は、喜多方市の大和川酒造店やほまれ酒造などを訪れる。