「福ぽんしゅ&ピーチバウム」地元販売スタート!福島大生PR

 
来館者に商品をPRする学生とサマンサ社員ら

 福島大の学生と、バッグなどを手掛けるサマンサタバサジャパンリミテッド(東京都)が協力して造った日本酒「福ぽんしゅ2020」とバウムクーヘン「ふくしまピーチバウム」の販売が8日、福島市の県観光物産館などで始まった。

 日本酒は学生とサマンサ社員が酒米の栽培から醸造、デザインに関わり、金水晶酒造店(福島市)で仕込まれた純米吟醸酒。バウムクーヘンは日本酒に使った酒米「五百万石」と福島市産のモモ「あかつき」を使い、バウムラボ樹楽里(福島市)の協力で製造。6日に都内で先行発売した。

 日本酒は3000本限定で500ミリリットル入り1800円。バウムクーヘンは1個300円(税抜き)、4個セット1400円(同)で、なくなり次第終了となる。中合福島店、バウムラボ樹楽里、和風料理絹の里、福島大生協でも販売している。県観光物産館では学生とサマンサ社員が店頭に立ち、来館者に試飲を勧めてPR。間船彩世さん(3年)は「日本酒はフルーティーで飲みやすく、バウムはしっとり食感でモモの香りがする。バレンタインデーの贈り物にもお薦め」と話した。