売れ行き好調!県産日本酒 全国鑑評会33点入賞、県観光物産館

 
福島民友新聞号外が貼られ、福島県の入賞酒などを紹介している県観光物産館のコーナー

 東日本大震災後最多となる福島県の日本酒33点が入賞した今年の全国新酒鑑評会。審査結果の発表を受けて福島市の県観光物産館の入賞酒などを紹介するコーナーには、多くの買い物客が訪れている。

 同館によると審査結果発表後、売り切れの品が出るなど日本酒の売れ行きは好調。

 最初の日曜日となった24日に同館を訪れた須賀川市の30代女性会社員は「過去に今回入賞した日本酒をいくつか飲んだことがある。それぞれ味に個性があっておいしい」と話した。

 父の日のプレゼントの視察に訪れたという相馬市の40代の主婦は「入賞酒の飲み比べをして、気に入ったものをプレゼントしたい」と笑顔を見せた。

 同館の桜田武館長は「新型コロナウイルスの影響で売れ行きが不安だったが、思っていた以上に好調。関心が高くとてもうれしい」と話した。