会津若松酒造協同組合加盟１１蔵の純米酒セット（一部純米吟醸、特別純米酒）を応援金付きで販売する「会津地酒支援プロジェクト」で、プロジェクトへの申し込みは受け付け終了までに３９２セットに達した。当初は１５０～２００セットを予定していたが、目標を上回る人気となった。

　プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減少した酒造業や酒販店、飲食店を応援し、会津の地酒文化を守るのが目的。応援金・売り上げの一部で市にマスクを寄贈するほか、飲食業界の活性化に活用する。

　組合加盟蔵元の７２０ミリリットル入り純米酒に市内飲食店で使える食事券や蔵元の銘柄が入ったバッジを付け、１１本セット（税・送料込み２万円、食事券２０００円分）、５本セット（同１万円、同１０００円分）で販売した。

　３０日からの発送に向けた箱詰め作業が２９日、会津若松市の会津若松酒造協同組合で行われ、実行委員や酒造業、酒販店などのスタッフが作業に当たった。