ワイングラスで楽しむ日本酒の新たな魅力を発信する「ワイングラスでおいしい日本酒アワード２０２０」の表彰式は１９日、都内で行われた。本県からは次席の金賞に６蔵元の１１銘柄が選ばれた。

　同アワードは、酒文化研究所などでつくる実行委員会が「世代」「業態」「国」の境界を超えて日本酒を広げることを目指して実施し、今回で１０年目。メイン、スパークリングＳＡＫＥ、プレミアム大吟醸、プレミアム純米、プレミアムスパークリングＳＡＫＥの５部門に全国の２５９社が８９７点を出品。最高金賞に２４点、金賞に２４２点を選んだ。

　表彰式は４月２８日に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い延期されていた。ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演した落語家の林家たま平さんらがプレゼンターを務め、人気酒造（二本松市）の遊佐勇人社長らが表彰を受けた。本県関係受賞酒次の通り。

　◇メイン　▽金賞＝純米吟醸Ｇｏ　Ｂｅｙｏｎｄ（榮川酒造）一生青春特別純米、一生青春本醸造（曙酒造）遥香純米酒（末廣酒造）人気一ゴールド人気純米大吟醸、人気一青人気吟醸（人気酒造）

　◇プレミアム大吟醸　▽金賞＝純米大吟醸榮四郎、大吟醸榮四郎（榮川酒造）奥の松純米大吟醸（奥の松酒造）人気一モダンクラシック純米大吟醸６（人気酒造）

　◇プレミアム純米　▽金賞＝純米カスモチ原酒弥右衛門酒（大和川酒造店）