最高賞「知事賞」蔵元たたえる 福島県春季・秋季鑑評会授賞式

 
鈴木副知事(前列左から3人目)から知事賞を受けた受賞者ら

 新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせていた県酒造組合の春季と秋季鑑評会の知事賞授賞式が25日、福島市で行われ、最高賞の知事賞に選ばれた蔵元をたたえた。

 両鑑評会の授賞式を合わせて行った。春季鑑評会の知事賞に選ばれた吟醸酒の部の田島(会津酒造、南会津)、純米酒の部の國権(国権酒造、南会津町)、夢の香の部の廣戸川(松崎酒造、天栄村)、秋季鑑評会の吟醸酒の部の開當男山(渡部謙一、南会津町)、純米酒の部の天明(曙酒造、会津坂下町)、煌(きらめき)酵母の部の真実(豊國酒造、会津坂下町)の各蔵元の関係者が出席した。

 式では、県酒造組合の有賀義裕会長があいさつし、鈴木正晃副知事が各蔵元の代表と杜氏(とうじ)に賞状を手渡した。受賞者を代表して開當男山酒造の渡部謙一代表が「来年も各蔵と切磋琢磨(せっさたくま)をし、酒造りにまい進したい」と謝辞を述べた。