次席受賞に2銘柄!豊國酒造、曙酒造 IWC2020・日本酒部門

 
福島トロフィーを喜ぶ豊國酒造の高久代表社員

 世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2020」の日本酒部門は3日、金メダル受賞酒の中から九つの各部門で最も優れた「トロフィー」などが発表された。本県の蔵元は受賞を逃したが、次席となる「福島トロフィー」に純米吟醸酒の部で豊國酒造(会津坂下町)の「純米吟醸 豊国 原酒」、大吟醸酒の部で曙酒造(会津坂下町)の「一生青春 別撰 大吟醸」が選ばれた。

 トロフィーは9銘柄、次席の産地トロフィーは22銘柄だった。トロフィー受賞酒の中から日本酒部門全体の最高賞「チャンピオン・サケ」として1銘柄が7日午後5時に発表される。

 このほか、生産量が4合瓶(720ミリリットル)換算で10万本、小売価格1000円以下の受賞酒(銀メダル以上)から「グレートバリューサケ賞」も発表された。本県蔵元の受賞はなかった。