大七酒造「5言語対応HP」公開!日本のものづくり世界へ発信

 
新たに公開されたフランス語版

 日本酒の海外販売に力を入れる大七酒造(二本松市)は8日、公式ホームページでフランス語、オランダ語、中国語の繁体字、簡体字の各言語に対応したページを公開した。

 既に英語版を公開していて、予定した多言語化が完成した。

 酒蔵の外国語版は一般的に基本の情報だけだったりして、日本語版に比べて簡素になりがちだが、同社は日本語版をベースに情報を掲載し、ほぼ同等の充実度を確保した。同社の歴史や思想、仕込みの技など、酒造りのこだわりを余さず発信している。

 同社は「多言語版をここまで充実させた。全国でもトップクラス」と自負する。

 新型コロナウイルス感染症の流行でインターネット活用の重要性が増す中「今まで以上に大七の酒造り、日本のものづくりを世界に発信していく」とした。