純米吟醸酒「福がある」限定販売 女性社員が考案、福島県南酒販

 
末廣酒造と共同開発した吟醸酒「福がある」を手にする福島県南酒販の田村さんと白石さん

 福島県南酒販(郡山市)の女性社員が企画、考案した純米吟醸酒「福がある」の販売が29日、県内のスーパーや酒販店で始まった。

 新たな日本酒ファンを増やそうと末廣酒造(会津若松市)と共同開発した。販売は数量限定で、3回目。酒米は会津産の「夢の香」、酵母は本県のオリジナル酵母「うつくしま夢酵母」を使用した。フルーティーな香りとすっきりした後味が特徴で、初心者にも飲みやすいように仕上がっている。

 パッケージは、ワイン形のボトルを採用し、緑を基調とした優しい色合いで、女性が手に取りやすいシンプルなデザインとした。

 福島県南酒販の田村茜さんと白石鮎美さんは「ミルクチョコレートにも合う。バレンタインには一緒に味わってほしい」と話した。

 500ミリリットル入りは1430円、200ミリリットル入りは715円。

 問い合わせは福島県南酒販(電話024・932・3250)へ。