福島県産酒、3銘柄が「金賞」 仏・日本酒コンクール
フランスで活躍するトップソムリエらが審査員を務める第5回KuraMaster(クラ・マスター)日本酒コンクールの結果が22日発表された。本県からは、純米酒部門で仁井田本家(郡山市)の「にいだしぜんしゅ純米吟醸」、純米大吟醸酒部門で末廣酒造(会津若松市)の「純米大吟醸ゆめのかおり」と人気酒造(二本松市)の「人気一ゴールド人気純米大吟醸」がそれぞれ金賞に輝いた。
フランスで行われる日本酒コンクールで、2017(平成29)年から開催されており5回目。食と飲み物の相性を重視した審査を行うのが特徴。純米酒、純米大吟醸酒、サケスパークリング、米品種五百万石、米品種美山錦の5部門があり、今月12日にフランス・パリで審査会が開かれた。
過去最多312蔵の960点が出品され、プラチナ賞104点と金賞212点が選ばれた。授賞式は9月20日にパリで行われる。席上、プラチナ賞に選出された日本酒の中から審査委員長が選出するプレジデント賞1点と、クラ・マスター審査員賞5点が発表される。