すっきりとした飲み口...大槻産米の日本酒発売 JAさくら農青連支部

 
「おおつき」をPRするメンバーら

 JA福島さくら農青連大槻支部は18日、同支部メンバーらが郡山市大槻町で栽培したコシヒカリで造った純米吟醸生酒「おおつき」を市内4店舗で発売した。

 自分たちが作ったコメを用いて酒を造り、地域の振興に役立てようと始まった取り組みは、今年で19年目を迎えた。

 同支部有志が共同で管理する同市大槻町のほ場で栽培したコシヒカリを使用し、醸造を担当する笹の川酒造(同市)が精米歩合58%で丹精して仕上げた。フルーティーで華やかな香りと、すっきりとした飲み口が特長。

 1.8リットルが280本、720ミリリットルが650本の数量限定。価格は1.8リットル2860円、720ミリリットル1430円。同市の旬の庭とあぐりあ、愛情館、うすい百貨店で販売している。問い合わせは各販売店へ。

 同支部の太田俊一支部長、佐久間修副支部長、佐藤靖浩会計、笹の川酒造の山口恭司専務、同JA大槻総合支店の宗形卓さんが「コメのうま味が生きた豊かな味わいを楽しんでほしい」とPRしている。