生酒「摺上川」発売、軽快な味わい楽しんで 福島市内で販売開始
酒米、仕込み水、蔵元全てで「オール福島市」にこだわった地酒「純米吟醸 摺上川」の「生酒」が25日、市内の酒販売店などで発売された。飯坂温泉地酒をつくる会の安斎忠作会長は「香りとフレッシュな味わいを楽しんでほしい」とPRしている。
同会は、同市飯坂町茂庭を源に温泉街を流れる摺上川の豊かな水源を生かして本物の地酒を造ろうと、地元有志が立ち上げた。同市飯坂町東湯野で育てた本県オリジナル酒造好適米「福乃香」とモンドセレクション最高金賞の水を使い、同市松川の金水晶酒造店で仕込んでいる。飯坂温泉観光協会とともに、季節ごとに生酒、火入れ、ひやおろしの3種類を販売している。
生酒は火入れと呼ばれる加熱処理をしていない酒で、搾りたてのフレッシュな香りや軽快な味わいが楽しめる。
発売を記念し同日、つくる会の安斎会長、菊田透副会長、佐藤真也幹事が同市飯坂町の舛七酒店に集まり、おいしさをアピールした。720ミリリットル入り1930円。問い合わせは同観光協会(電話024・542・4241)へ。
指定販売店次の通り。
舛七酒店、旧堀切邸、角田商店、いちい飯坂店、県観光物産館、川瀬酒販