オンライン日本酒談議 研究会がイベント、会津の酒蔵再興など語る

 
オンラインでトークを繰り広げた鈴木さん(右)と小林さん

 県産日本酒の魅力を全国に発信し、日本酒イベントを定期開催している「福島日本酒研究会」などは22日、県産日本酒を楽しみながら酒造りへの思いを聞く日本酒イベントをオンラインで開いた。

 2020年に20年ぶりに酒蔵を復活させた男山酒造店(会津美里町)の小林靖さんと県日本酒アドバイザーの鈴木賢二さんが酒蔵再興にまつわるストーリーや酒造りに懸ける熱い思いなどを話した。

 小林さんは「酒蔵再興には多くの人に支えられた。その感謝の気持ちや初心を忘れないため銘柄を『わ』にした」と説明し「これからも酒質にこだわった酒造りをしていく」と意気込んだ。

 酒造りをサポートした鈴木さんは「再興2年目でおいしいお酒が次々生まれてうれしい」と語った。

 参加者は同酒造店の日本酒「わ」や「INOMATA65」を飲みながら2人のトークを楽しんでいた。フリートークも行われ、参加者が鈴木さんや小林さんと意見交換して日本酒談議を弾ませていた。