田んぼのがっこう、郡山で田植え 酒出来上がるまでの工程体験

 
田植えを体験する参加者

 郡山市の酒造会社仁井田本家は28日、同市田村町の田んぼで、コメ作りから酒が出来上がるまでの工程を体験する第17期「田んぼのがっこう」の田植えを行った。

 新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶりとなったが、県内や首都圏などから約50人が参加した。同社前で仁井田穏彦社長から説明を受けた後、約20アールの田んぼにコシヒカリの苗を丁寧に手植えした。

 「田んぼのがっこう」では6月に田んぼの雑草取りを行い、9月に稲刈りを行う。収穫したコメは、糀(こうじ)米として酒造りに使われる予定で、同社によると来春には仕込み作業を行うという。