「今年も日本一を」鑑評会出品の酒、福島県観光物産館で販売

 
県観光物産館に並んだ全国新酒鑑評会の出品酒

 福島市の県観光物産館で12日、県内の各蔵元が今年の全国新酒鑑評会に出品した日本酒(同等酒含む)の販売が始まった。

 鑑評会に出品した県内46蔵元から26銘柄を順次入荷していく。初日は金賞常連蔵の日本酒などが並び、開店と同時に買い物客が手に取っていた。

 同物産館の桜田武館長は「福島の酒の情報発信のために企画した。新たな銘柄もこれから入荷していく。今年も日本一達成を願っている」と期待を込めた。

 本県は昨年の鑑評会で金賞銘柄数が9回連続「日本一」を達成し、今年は10回連続が懸かっている。今年の金賞受賞酒の発表は24日で、同物産館では同日午後5時から金賞酒飲み比べを実施する。