ふくしまの日本酒...さらに 新ロゴマーク誕生、ブランド力PR

 
県が刷新した「ふくしまの酒」ロゴマーク。県産日本酒が日本を代表する酒になるように希望が込められているという

 福島県は24日、県産日本酒の認知度向上に向けた新たなロゴマークをお披露目した。徳利(とっくり)や日の丸に加え、福島の「ふ」をイメージしてデザインされた。

 使用は全国新酒鑑評会の金賞受賞銘柄に限定せず、県産日本酒のラベルなどに印字することを想定しており、高い品質を誇る「ふくしまの酒」のブランド力向上につなげることが目的だ。青、赤、白の3色を基調とし、下部には「Fukushima Sake Japan」と記した。本県が日本を代表する酒どころになるとの願いも込めた。

 内堀雅雄知事は「統一のロゴマークを活用して福島県のお酒のブランド力をPRしていく」と強調し、ロゴマークの「ふ」に「復興」や「風評払拭」に向けた思いも込められているとした。

 県は県産酒の知名度向上に向け、イベントなどを通して首都圏や関西、海外での情報発信を強化する考えだ。