福島県は、県産日本酒の魅力や酒蔵の特徴などを網羅した「ふくしまの酒蔵ガイドブック」の改訂版を作製した。県産日本酒と本県沖で漁獲された「常磐もの」の水産物のペアリング（組み合わせ）に関する特集や、県産日本酒を購入できる県アンテナショップの情報なども掲載している。県が２８日、発表した。

　ペアリングの特集では、ふくしまの酒マイスターの田崎真也さん（日本ソムリエ協会長）とふくしま応援シェフの五十嵐公さん（らん亭美日庵料理長）の対談の様子が記されている。県内５６酒蔵や、日本酒の種類と選び方、初心者にもお薦めできる日本酒の紹介もある。

　県は約１万部作製し、県内卸事業者などに配布した。３月２、３の両日に郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる「ふくしまの酒・味噌醤油（みそしょうゆ）まつり」でも希望者に配る。